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劇場版・デジモンアドベンチャー

デジモンアドベンチャー

ーーそれは、数年前のことだった
僕が初めて、デジタルモンスターに出会ったのはーー

概要

1999年3月6日に東映アニメフェアの1作として公開された。
『デジモンアドベンチャー』本編の前日談で「選ばれし子供たち」が選出される原因となった一件を描く。
本作は徹底して大人の顔を出さず不在感を持ち、「大人が認知できない子供だけの世界」を描いている。

ストーリー

1995年の春休み。
八神兄妹は、父のパソコンから謎の卵が出てくる所を目撃する。
翌朝、中から「コロモン」と名乗る不思議な生き物が誕生し…。
ーーこれは、後に「光が丘爆弾テロ事件」として語られることになる子供達しか真実を知らない物語。

キャラクター

八神太一

6才の男の子。親からヒカリの面倒を任されている。

八神ヒカリ

太一の妹。3才。主に首から下げたホイッスルで通話する。

両親やその他

少し老けた倦怠期の夫婦。
6人の選ばれし子供達も、ほぼモブ扱いだが出演している。

登場デジモン

(ボタモン)→コロモン→(アグモン→グレイモン)

八神兄妹のパソコンから出現したデジタマから孵り、短期間で急速に進化していく。
TV版で太一のパートナーとなるアグモンとは別個体である。

コロモンまでは通常サイズだが、アグモンとグレイモンはTV版の個体より非常に大きい。 アグモンに進化してから動く物に反応するだけの本能の塊と化した。
とはいえ、グレイモンに進化した時に八神兄妹を(半ば偶然とはいえ)庇ったり、ボタモンの時に心を通わせたホイッスルの音に反応したことから、喋れなくなっても心のどこかでちゃんと二人を覚えていた様子。

パロットモン

アグモンの後を追うように上空に出現した巨大デジタマから生まれた謎の生き物。グレイモンとの激闘の末、幻のように姿を消した。