ウルトラかいじゅう絵本

日本や世界の童話だけでなく、世界名作文学や児童文学などを怪獣やウルトラマンに置き換えた絵本。以下、出典が無いものはオリジナル「すくすく知育編」。
作品一覧
3びきのかいじゅう(3匹のこぶたより)
ある日、ウルトラセブンに仕えるアギラ、ミクラス、ウインダムの三匹は家を作ろうと思い立った。
めんどくさがり屋のアギラは藁の家を、お調子者のミクラスは木の家を、真面目なウインダムは鉄の家を建てたが、そこにキングジョーの魔の手が迫り…。
カネゴンとかきのたね(さるかに合戦より)
メフィラス星人はカネゴンと柿の種とおにぎりを交換する。
しかし、カネゴンが植えた柿の木にたくさんの実がなったことに嫉妬したメフィラスはカネゴンに渋柿をぶつけて甘柿を盗んでしまった。
カネゴンの怪我を知って義憤に駆られたサボテンダー、エレキング、ナメゴン、モチロンはメフィラスへの復讐を敢行する。
ピグモンのおつかい
ママからお手紙をおじさんに渡すように言いつけられたピグモン。だがその行く手には妖しい影が…。
「すくすく知育」扱いだが、物語の内容は『赤ずきんちゃん』が基になっている。
ブースカのふゆじたく(アリとキリギリスより)
ブースカが夏にもかかわらずせっせと冬支度を行っている一方、能天気なババルウ星人はそれをバカにするが、やがて冬が訪れると…。
おむすびとかいじゅうのくに(おむすびころりんより)
ある日、野良仕事を終えたミラクル星人がお弁当のおむすびを地面に開いた穴へ落っことしてしまう。
やがて穴の奥からする声に誘われ地底世界へ向かうと、怪獣の面々に歓迎される。
みんなはおむすびをくれたミラクル星人をたっぷりともてなし、お宝まで渡してくれた。それを見ていたガッツ星人はたくさんおむすびを穴に投げ込むが…?
ダリーをやっつけろ!
最近怪獣学校では風邪が大流行で、ガキ大将・タイショーもこれにはお手上げ。
タイショーは保険医のウルトラの母から風邪を引き起こした宇宙細菌ダリーの倒し方を学ぶ。
まよいのもりとおかしのいえ(ヘンゼルとグレーテルより)
大の仲良し(!?)コンビ・ツインテールとガンQは今日も森の奥に探検に向かう。森の奥のお菓子の家ではダダが二人をやけに親切にもてなすが…。
バルタンとてぶくろ(手袋を買いにより)
バルタン星人の里に冬が来た。バルタンママは息子に手袋を買うように勧めたが「バルタンの手だと分かると大騒ぎになるから」と念を押す…。
あいさつ あいさつ
元気な子供怪獣ブラックキングといっしょに、いろんな場面での挨拶を覚えよう。
なにがぬけるかな?(おおきなかぶより)
ある日、ダダは穴ぼこに嵌って抜け出せなくなっていた怪獣を見つけ、ガッツ星人、レッドキング、恐竜戦車、ペギラ、ゼットンと協力して救出しようとするも動かない。
痺れを切らしたゼットンはゴモラ、エレキング、バードン、ブラックキング、タイラント、ガタノゾーアと鬼のような強豪ウルトラ怪獣軍団を連れてきたがそれでもダメ。
「ギリギリまで頑張っても、ギリギリまで踏ん張っても、どうにもこうにもならない…もうダメなのか!?」と誰もが諦めかけたそんな時…!!
ギンガのおにたいじ(桃太郎より)
ある晩ウルトラマンタロウが修業をしていると、空から一筋の流れ星が落ちてくる。
流れ星が落ちた先を見に行ったタロウは、元気そうな男児が居たのを見つけた。夜空からやって来たから「ギンガ」と名付けられたその男児はタロウの下ですくすくと育っていく。
そんなある日、鬼が人々を苦しめていると知ったギンガはゴモラ・リトラ・ギャンゴと共に鬼退治へ向かう。
かたづけしないとどうなるの?
町はずれで研究を続けているメトロン星人の下に、ウルトラセブンが現れる。
セブンから家の余りの汚さに辟易されるメトロンは聞く耳持たずだったが…。
まごころのおくりもの(賢者の贈り物より)
毎日宇宙の平和のために戦うウルトラの父のため、ウルトラの母は何かプレゼントを買ってあげようと思っていた。
ウルトラアレイのパワーを高めるアイテムがあると知った母はウルトラマンキングの下に向かうが…。
はしれギンガ(走れメロスより)
ギンガとビクトリーはある日ウルトラの母の薬を買いに行くが、訪れた城下町で悪い王様が民衆を昼夜を問わずこき使い反逆者は片っ端から投獄しているという話を耳にする。
その話を聞いたギンガは憤り王様に抗議しに行くが、逆に捕まってしまい…。
「ねんじゅうぎょうじ」ってなあに?
ウルトラマンボーイとマグマ、ダダ、メフィラス、ケムール、ガッツが一年間の主な行事を紹介する。
ガラモンとりゅうぐうじょう(浦島太郎より)
ある日、浜辺を散歩していたガラモンはいじめられていた恐竜戦車を助け逃がしてあげた。
それから数日後、ガラモンの元に恐竜戦車がやってきて助けてくれたお礼として竜宮城へ招待する。
ゴモラのちからこぶ(金太郎より)
静かな山奥で生まれたゴモラは重たいスカイドンを軽々と投げ飛ばせる程力持ち。
ある日ゴモラとスカイドンが街にやってくると、ゴモラの噂を聞きつけたゾフィーが暴れるウルトラマンベリアル討伐の救援を頼んできた。
きんのフライパンぎんのフライパン(金の斧より)
友達と一緒に山へピクニックにやって来たコックのミクラスは、水を掬おうとした時うっかり泉の中にフライパンを落としてしまう。
すると、ミクラスの前に泉の中からウルトラマンキングが現れ「お前が落としたのは金のフライパンか、それとも銀のフライパンか?」と尋ね……。
すごいぞ!はたらくおとうさん
休みの日はいつもゴロゴロしてばかりのメトロンのお父さん。
普段は「出版社の営業」の仕事をこなしているようだが、説明されてもいまいちメトロンには分からずじまい。
そこである日、こっそりメトロンはお父さんの仕事を見てみようと偵察する。
ゼロとまめのき(ジャックと豆の木より)
困っていたザラブ星人から不思議な豆を貰ったウルトラマンゼロは試しに庭に埋めてみると、豆はぐんぐん成長し空に届くほどになった。
豆の木をよじ登って雲の世界にたどり着くと、そこはウルトラマンベリアルの居城で…。
ちいさなレオのだいぼうけん(一寸法師より)
いつまでも他のウルトラ戦士と同じように大きくなれないが、勇気だけは誰にも負けないちびすけレオはウルトラマンキングの屋敷で修行させてもらえるようになった。
だが修業が始まってから数年、悪い魔法使いが屋敷に侵入してきて…。
ちゅうもんのおおいレストラン(注文の多い料理店より)
キノコ狩りのために遠くの山へ出かけたピグモンとブースカ。気が付けばすっかり夜になり、連れて来たガーディーもヘトヘト。
そんな彼らの前に「山猫」というレストランが現れる。そこでの珍妙な注文に従っているうちにその場所がとんでもない場所であることに気がつき…?
はみがきしないとどうなるの?
歯磨きが嫌いなゴモラは、今日もお母さんの言いつけを守らず逃げ出してしまう。
同じく歯磨きが嫌いなザラガスと話をしていると、虫歯になったドラコが泣きながら飛んで来た。
ゼロとさんまいのおふだ(三枚のお札より)
山に修行に行ったウルトラマンゼロは、恐ろしいマグマ星人の屋敷に捕らえられてしまった。
ゼロは修行に行く前に父であるセブンから貰った三枚のお札を使って逃走を図る。
妙に気弱なウルトラマンゼロが見られる。
ゆだんはきんもつ(うさぎとかめより)
俊足が自慢のケムール人は、ひょんなことからのろまなレッドキングと競争する。当然自分が勝つと粋がっていたケムール人だが…?
コスモスちょうじゃ(わらしべ長者より)
ある日、立派な勇者を目指す若者・コスモスはカオスヘッダーゼロから「優しい心を持ち続ければ立派な勇者になる」という教えを得た。
一輪のコスモスを薬売りのマザルガスに譲ってあげたことを皮切りにあれよあれよとお礼の品が繋がって…?
オーブとたびびとのふく(北風と太陽より)
ババルウ星人の着ているコートをどちらが先に脱がせるか競争するウルトラマンオーブとジャグラスジャグラー。ジャグラーはマガバッサーの強い風で強引に脱がそうとするが…?
ベリアルとくものいと(蜘蛛の糸より)
ある朝、天国を散歩していたウルトラマンキングは地獄で苦しんでいた大悪党・ウルトラマンベリアルを見つける。
ベリアルが生前に小さな蜘蛛を助けたことを思い出したキングは、地獄から助けてあげようと蜘蛛の糸を垂らす。
ベリアルはそれに捕まりよじ登るが次々と他の亡者もよじ登ってきてしまい……。
ゴモラのえいようまんてんごはん
ゴモラはいつも元気で力持ち。友達のドラコとザラガスに理由を聞かれても、本人もわからないという。
そこで森に棲む物知りじいさん・イカルス星人に尋ねてみることに。
つきとユリアンひめ(かぐや姫より)
光る竹から生まれた「ユリアン」と名付けられた女児は美しく成長し、その美しさは瞬く間に噂になる程。
そんな幸せな日々を送っていたある日、三日月を見上げながら涙するユリアン。彼女には意外な真実が…。