クリスマスの装飾がすでに街に溢れています。「気が早いな」と思ったりもしますが、本来クリスマスはその日を待ち焦がれることもクリスマスのうちにあるようです。「アドヴェント」というらしくその日がだんだんと近づいてくるのをはやる気持ちで待つ期間です。

3年前に「ITを学んで自分自身をあらわしたい」と思いました。32歳でした。ITの知識もそれ以外も私にはありませんでした。その抽象的な目標にだけ向かっていくというのは中々辛かったです。暗中模索で学ぶための方法を幾つか試してみましたがどれも失敗でした。

焦りは持っていましたが、まず「自分の方法を見出す必要がある」と思ったのが34歳でした。この頃から(それは以前からあったのですが)私の年齢などの状況について好き勝手にアドバイスや説教をくれる人々に恐怖するようになり、誰にも相談せずに自分で何でも決めて動くことが多くなりました。

皮肉なことにこの辺りから状況は良い方に向かっていきました。生活における種々の項目は少しずつ数を減らして自分の欲求がいくつも露わになってきました。私はその欲求の中から幾つかを選んで他の欲求を初めからなかったかのように振る舞うことにしました。時間やお金などを注ぐ対象を限定するためです。

35歳の今年の夏にはもう少し具体的に「プログラマーになりたい」と思うようになりました。すぐにそれは「(自分を護る為に)プログラマーになるべきだ」という欲求に変わりました。この辺りでなんとなく少しづつ「自分が今までやってきたことに一つの間違いもなかった」ように感じるようになりました。これまで得たものとこれから得るものに比べれば数々の失敗も大したことはなかった。

「今年もあと1ヶ月か」と考えたときにこの数年の成果が強烈に欲しくなりました。

「Webアプリだ!」抽象的であった目標は具象的になってきましたが、「IT」への総体的な求めが消えて無くなったわけではありません。大きな目標としてあります。大きな目標というのは切り分けてこそ手元の作業になるようです。それを知るまでに中々時間がかかりました。

「Webアプリ」はアプリケーション(機能)を普遍的なWebブラウザによって使えるようにするもの、その技術です。私が取り組んできたことがどれほど未熟であってもブラウザ上で全て表現できるようになります。

あと1ヶ月です。「Webアプリ」に関してどの程度の深度まで会得できたとしても私の力となってあらわれます。負け目のない賭けです。私は既に勝っている。今年はもうすぐ終わるようですが、私のアドヴェントの始まりです。

就労継続支援A型事業所(株)Grow-up 利用者 Y.I