一人称
「僕」や「私」など自分のことを指す言葉を一人称といい、日本語がいちばん一人称の数が多いといわれているらしい。自分は時と場合や気分によって「私」だったり「俺」だったり「僕」だったりふざけて「儂」っていったりする。「拙者」「朕」「妾」など一人称だけでどんなタイプの人物か分かるので日本語は面白い。
小学生くらい頃の一人称は「僕」を使っていたが、思春期あたりからプライドなどの影響か一人称が「俺」に変わっていった。これは自分の中で「僕」という人物が死んで「俺」という人物に生まれ変わったといっていいのだろうか?また、仕事とプライベートで自分を切り替える為のスイッチとして一人称を変える人もいる。どれが本物の人格とかそういうものはないのだろう。
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